湯気がたつおふろが、大中小、野原に3つ。 「いらっしゃいませ〜 いらっしゃいませ〜」 ぽかぽか ぽかぽか。
まねきねこが手前の小さなおふろの中から手招きしています。 「4めいさま ごあんな〜い」 やってきたのは、しかさん一家。その次はライオンさん一家。 5めいさま、8めいさま、とご案内の人数はどんどん増えて…… おふろやさんは大繁盛!
大きなおふろは「男湯」。中くらいのおふろは「女湯」。 子どもたちはどっちのおふろかな? みんなでパチャパチャ、ワイワイ。 気持ちよくて思わず「ぷふあ〜〜〜〜〜〜」 あーー、みんないいお顔。
とよたかずひこさんの絵本は、これだけでは終わりません。 最後のオチに、びっくり、にっこり。 そういうことだったのか〜!と思わず納得、声が出てしまいます。 これはぜひ絵本を見て体験してくださいね。
気持ちよさ満点、まねきねこがまねくおふろやさん。 おふろだいすきな子どもたちにぜひどうぞ。 さあ、あなたも一緒に野原でひとっぷろ、いかがですか?
(大和田佳世 絵本ナビライター)
あるところに、男湯と女湯と、もう一つ小さなお風呂がありました。小さなお風呂では子猫が招き猫になって「いらっしゃいませー」 すると、カンガルー、しか、ライオン、にわとりが家族でやってきました。お父さんと子どもたちは男湯に、お母さんは女湯に入ります。子どもたちは騒いでいたけれど、そのうちみんなぽかぽか温まって「ぷふあ〜」と大きなあくび。その気持ちよさそうなこと…。みんなが帰ると、「おふろやさん」が土の中から姿を現しました。「おふろやさん」も家族そろって家に帰ります。人知れず誰かさんを温める「おふろやさん」のお話。見ているだけであったかい気持ちになる絵本です。
おふろやさんシリーズ
久々に読みましたがやっぱり好きです。
まねきねこがお客さんたちを呼んでいます。
家族でお風呂、いいですね。
どんどん増えてみんなぽかぽかに
なっていました。
最後おふろが移動するところが
やっぱり大好きです。
(ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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