もっちりくつろぐしろもちくんのもとへ、まめもちくんがやってきました。 まめもちくんに誘われて、いっしょに買い物へ出かけるしろもちくん。
おもちは いつも ついている うれしい きもち たのしい きもち おもちは いつも ついている ヤッ!
なんてにぎやかなんでしょう、市場で働くいろいろな種類のおもちたち! 買い物を済ませて、ほくほくの帰り道、ところがうっかりつまづいて、せっかく買ったものが坂道をころころ。 あわてて追いかけるふたりですが、買ったものの中身は飛び出し、ふたりも転んでいっしょにころころ、なんだかしっちゃかめっちゃかに!?
やわらかしっとり、もっちもち! そんな感触が指先に感じられるほどの、シズル感あふれるおもちたちの姿が最高のみどころ。 また、しろもちくんたちが歌うおもちの歌がリズミカルで、音読にも楽しい絵本です。
表紙裏には、つつうらうらに伝わるいろいろなおもちが並んでいて、とってもにぎやか。 きっと、聞いたこともないおもちを知ることができますよ! そしてそのどれもが、しろもちくんやまめもちくんにも劣らぬかわいさ。 まるまるとした体型がとってもキュートで、なんともおいしそうなおもちたちの姿が、強く記憶に刻まれることまちがいなしの一冊です。 読み終わるころにはきっと、おもちの食感が恋しくなっているはず……
(堀井拓馬 小説家)
しろもちくんとまめもちくんは、市場へお買いものに行きます。自分にぴったりのぴかぴかのおまめやきな粉を買って、大喜び。帰り道で、つまづき、ころがり、もちころりん。もっちりおもしろい絵本。
もち大好きな私は、冒頭から食べたいモード全開でした。
市場で黒豆やきなこを買うふたり。
もちろん食用…と思ったら、なんと!ファッションアイテムでした!!
こども達が大好きなドタバタもちゃんとあって、面白かったです。
見返しの部分には、いろ〜んなおもちが!
もっちもち!
あぁ、たべたい。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子10歳)
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