ピンクのスカート、水玉ブーツがかわいいペネロペ姫は、 パパ、ママと一緒にすてきなお城に住んでいます。 ある日のこと、毛糸にじゃれているこねこと 遊びたくなったペネロペ姫は、 「いっしょにあそぼう!」と誘いました。 ところが、こねこは毛糸をおなかにまきつけたまま、 となりの部屋へ逃げ出してしまいました。 「こねこちゃん、まって!」 ペネロペ姫とこねこの追いかけっこが始まります。 王様の仕事部屋、中庭、台所…お城中のいろんなものに、 ひっかかりながらのびていくピンクの毛糸がめじるし! 毛糸をたどってたどって… こねこちゃん、いったいどこまで行っちゃうの?
アリソン・マレーさんはスコットランド、グラスゴー出身の新進絵本作家。 美術大学でテキスタイルを学んだアリソンさんは、イラストのタッチや 色づかいにもセンスが光ります! あたたかいピンクとモスグリーンの 心地よいハーモニーのなか、毛糸の濃いピンクがビビッド! お城のインテリアや、ペネロペ姫、こねこ、姫のペットの動物たちの走る姿も かわいくて目が離せません。 ダイナミックな追いかけっこを体験している気持ちになれる一冊、 たっぷり楽しんでくださいね!
(長安さほ 編集者・ライター)
ある日、ペネロペひめがこねこといっしょに遊ぼうとすると、こねこは毛糸をからだに巻きつけたまま、にげだしてしまいました。ペネロペひめは毛糸をたどって、おしろじゅうをかけまわります。毛糸は、おうさまのしごとべやでは、いすのまわりにぐるりぐるりとまきついています。「こねこちゃんは、どこにいったの?」毛糸の線を指でたどって楽しむ、おしゃれで、かわいい絵本。
絵がとっても可愛くて、しかも次女の大好きなお姫様の絵本ということで借りてみました。
ペネロペひめというお姫様がおなかに毛糸が巻き付いたこねこを追いかけるお話です。毛糸がすごいことになって、次女は大笑いでした。毛糸をたどってとっても楽しんでいました。最後にこねこが行き着いた先は。心がほっこりしました。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子6歳)
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