当時5歳だった息子弘樹の目から見た父千畝を描く。日本政府に背きビザを発行する父や励ます母の姿が素直な視点で描かれている。原書は12万5千部を越え、売り上げは100万ドル以上に上る。
読み聞かせボランティア仲間が高学年向けの絵本として推薦していたのがきっかけで読みました。
杉原千畝の功績についてはテレビ番組などで知っている範囲でした。
この本は息子さんの目線で語られているので、若い人たちが読みやすいお話だと思います。
当時の緊迫した状況が、ひしひしと伝わってきます。
千畝が家族に意見を求める場面では胸が熱くなりました。
改めて、冷静で思慮深い行動に感銘を受けました。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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