カズコ・G・ストーンさんの新作絵本は、子どもたちの大すきなダンゴムシ!
コロリンコくんは、コロコロファミリーのきょうだいのだれよりもはやく、さっと丸くなることができます。でも、コロコロパパが十かぞえるまで、じーっとしていることができません。もぞもぞ動くと、カラスのカーカーガーに見つかってしまうので、パパもママも心配でたまりません……。
コロコロファミリーが住んでいるのは、美しい〈きんいろの雨の木〉の下。春から秋にかけて、自然の変化とともに、コロリンコくんたちが成長する姿を温かく描きます。雨で散った黄色い花にうもれながら“どっちこっちあっちさんぽ”に出かけたり、木の実のへやで冬ごもりの準備をしたりと、楽しいアイディアがいっぱい!
小さなダンゴムシたちの世界に、いっそうの愛着を感じさせてくれる絵本です。
ダンゴムシなのになぜかじっと見ていると小さなゴキブリのように見えてしまったのは私だけでしょうか。ちょっと丸くなっていないダンゴムシを見ているとあの形からゴキブリを想像してしまいちょっと見ることができませんでした。雰囲気や絵本の内容は良いのでその点がなんだか残念でした。 (ピンクちゃんさん 40代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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