かんがえる れんしゅうを しよう
ある平和な村に起こったアクシデント。そこに住む動物たちが、みんなで考えた“あいであ”とは? すくないテキストと色彩豊かなイラストレーションが想像をかきたてます。みんなで考えること、手を動かすこと、行動すること、シンプルな内容から大切なメッセージを伝えます。
この作者の絵本は二冊目のようですが、
芸術家としての歴史は長く、国際的にも有名な方のようです。
(詳細は絵本の作者紹介のページを読んでください)
今はスイス在住のようです。
1枚1枚のページに描かれている世界はそれぞれ切り取って壁紙とか、食器や雑貨品の挿絵とかにしたいくらい、
個性的なのに飽きのこない素敵な絵でした。
こういう色彩感覚は日本の絵本には少ないように思います。
とても国際色を感じる作品でした。
タイトルを見て分かるように、この作品は1つのメッセージ的な投げかけ(きっかけ)で、この作品を読んだ人がそれぞれ受け止めたものからイメージを広げる。という作りになっています。
なので、文字は少ないですが、低年齢の子どもたちには難しいと思います。
個人的には、あまり読み聞かせにはお勧めできません。
ひとりひとりが見て自由に想像して楽しむほうがよさそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子16歳)
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