おとどけします!選りすぐりのファンタジー。読みつがれた名作ぞろい。 第1回ひろすけ童話賞受賞作
しおれた心も、やさしいふしぎでよみがえる。 なわとびがへたな子、たからもののひこうきをこわされた子、見知らぬ男の子と竹とんぼであそんだ子、妹を泣かせた子、5人の子どもたちはそれぞれふしぎにであいます……。
なわとびあそびがへたな女の子。みんなとじょうずにとべません。ひとりで海にでかけると、だれにも見えないはずの“海うさぎ”たちが……。心をやさしくつつんでくれる、5つのふしぎなものがたり。
娘が図書館で借りてきました。
あまんきみこさん作、なので期待大。
対象は小学2,3年生からになってます。
短いお話が五つで、読みやすかったようです。
どのお話もほんとは『だあれもいない』んだけど、確かにその場所には、登場人物達にとって本当に大切な『だれか』が存在したんだよね。
心があったかくなるお話ばかりです。おすすめです。
娘は一つめの『海うさぎのきた日』が一番よかったみたいです。
娘もおっとりタイプ。みんなが大縄跳びしていても、やりたいけど、すぐ引っかかってヒモをまわす役ばかりになってしまうし、自分からは「入れて」と言えないみたい。だからよけいに共感したようです。
りっちゃんがうさぎさんと一緒に手をつないでおおなみこなみの縄に飛び込んだら・・・飛べた飛べた!
ぴかぴかわらいながらみんなと一緒にとんだんだって〜すごいなあって、いいなあって感動してました。
きっとうさぎさんたちがいなくても上手に飛べるよね。 (ぐるんまさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子1歳)
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