おじいさんが発見した新しい惑星。天文台からは否定されるが、孫のサキは信じる。その星は「サキ」と名づけられた。いつも内気な少女のサキが、祖父によって明るく生きることを知る物語。
天文家のおじいちゃんと、おじいちゃん子のサキ。
サキは静かで文句も言えないタイプですが、おじいちゃんと過ごし少しずつ強くなっていきます。
そこで、10番目の惑星を発見したと思うおじいちゃんが認知症を疑われて、勝手に学校や近所でぼけたぼけたと言われ始め、怒ります。おじいちゃんもサキがばかにされないように、必死でそれを認めさせようとします。
でも、その努力が必死すぎて、とうとう肺炎でおじいちゃんが亡くなります。
亡くなったけど信じているよ、、、、というおはなし。
切なくて読みきかせ中に親がなき声になってしまいました。娘も聞いていて、「かわいそう」と。今後を強く生きていけるようになった だまりんご が素敵でした。 (えみりん12さん 40代・ママ 女の子8歳)
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