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クリスマスを控えた森が舞台の心温まる絵本
もうすぐ冬が来るというのに、きつねくんは遊んでばかり。友だちの動物たちが心配してくれますが、聞く耳をもちません。いよいよ森に雪が降り始め、寒い中食べるものも底をつき、後悔をするきつねくん。そこに、キラキラした箱が空から落ちてきて。。。 全ページ、ふんだんにキラキラの加工がされており、豪華な1冊。クリスマスのプレゼントにぴったり。
『The Winter Fox』が原題。
クリスマスの ちいさな おはなし、と副題にあります。
全ページキラキラ加工が施され、華やかです。
夏、秋と遊び暮らしていたきつねのハリーくん。
周りの動物たちの忠告も聞かず、冬への備えをしていないのですね。
アリとキリギリスのような展開で、不安になったところで、
空から落ちてきたキラキラ光る箱!?
一体誰から?
いいえ、ちゃんと描かれていますね。
ともあれ、その恵みを独り占めしないところがハリーくんの優しさ。
そう、だからこそのプレゼントだったのでしょうね。
温かい着地に、ほっこりです。 (レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子0歳)
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