超人気絵本作家、初めての自分語り本!
絵本作家・長谷川義史氏の自叙伝。6歳の時に亡くした父の思い出、絵を褒めてくれた美術の先生のこと…。ふだんは寡黙な著者が、初めて自分をさらけ出した!描き下ろしイラストと共に楽しめる、大人向けの絵本です。
巻頭カラーページは長谷川義史氏ご自身が厳選した絵本ガイドBEST10。デビュー作『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいいちゃんおおじいちゃん』から、転機となった『おへそのあな』『いいからいいから』などのエピソード、『しげちゃん』で女優・室井 滋と出会ったことによって、仕事の幅が広がったことなど、絵本の裏側にある長谷川氏の歴史をつづります。
本文ページは、関西弁でぶっちゃけ語りの、最初で最後の自叙伝。ナビゲーター役にパパ友・寿太郎氏をむかえ、笑いながら、長谷川氏の幼少期にタイムスリップした感覚を味わえます。この本のために描き下ろしたイラストが100点以上も掲載され、目で見ても楽しめる内容です。 章抜粋 ●「パパ友」より 「第一印象、むっちゃ暗いオッサンでしたからね」 ●「松竹新喜劇」より 「人見知りで、すごい恥ずかしがり屋やねんけど、なにか人前でしたりするのは好きやねん」 ●「ヨシオ」より 「お父ちゃんが亡くなってから、親戚中で『義史』の画数が悪いという話になって、名前変えた方がいいゆうことになって」
どの作品からもあふれでてくる長谷川義史さんの人間味が何なのか、ご本人のしゃべくりで良くわかりました。
まるごと長谷川義史くんのような本です。
ますます長谷川さんが好きになりました。
長谷川さんに奥さんあり、長谷川さんに友人あり、コテコテの大阪魂に培われた長谷川ワールドの種明かし本です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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