作家井上洋介が最後に遺した、水墨画の絵本
昨年逝去された井上洋介さんが遺した最後の絵本です。洋介さんの絵本といえば、やはりナンセンス絵本がその真骨頂といえるでしょう。その洋介さんが最後に辿り着いたのは、ナンセンスをはるかに超越した、静謐な水墨画の絵本でした。闇夜に飛び回るフクロウやミミズクたちは、見る者を圧倒する迫力もあり、のびのびと大らかでもあり。それは、常に斬新な発想で絵本を作り続けてきた洋介さんのお姿、そのものなのかもしれません。
大型絵本です。
井上洋介が、2014年・2015年に描いた大型の迫力ある
水彩画です。ふくろう・みみずく・せみ・とんぼの水彩画が、
遺作と知りました。大きな絵本に、詩のように語りかける
リズミカルな軽やかな文章に惹かれました。
2016年に亡くなられたのですが、知りませんでした。
娘が「くまのこウーフ」が大好きなので、私も挿絵を描かれて
いるので、読み返してみようと思います。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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