
ミミちゃんがクローゼットにかくれていると、キイイイと扉があいて、やってきたのは…大きなくま。ぬいぐるみたちも出てきて、上手なかくれ方を教えてくれます。暗がりを不思議な色彩で描き、異世界へ誘ってくれる絵本。

5人で家の中でかくれんぼが始まりました。ミミちゃんは、一人で隠れるのが怖いから、かくれんぼが嫌いです。ミミちゃんが、ベッドの下やタンスの後ろに行くと「あっちへ いけよ~」{ここは だめ」と言われてしまいます。やさしいすみれちゃんが、クローゼットで一緒に隠れてくれました。でも、すみれちゃんだけ、オニにみつかってしまいました。それからは、クローゼットの中はミミちゃんひとりきり。暗闇の中では、ぬいぐるたちもかくれんぼしていて退屈しなかったし、怖いながらもぬいぐるみたちがいてよかったです。ぬいぐるみたちも全部つかまってしまうとミミちゃんは、「ここに いるよ=!」でした(笑)「ミミちゃん上手にっくれたねぇ!」に、涙は、ひゅっとひっこんで、ミミちゃんとっても得意顔でした。暗闇の中の体験がきっとミミちゃんを成長させたと思いました。とても楽しい絵なので暗闇も怖くなくなるといいですね。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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