いたずらっこで好奇心が旺盛なシマリスくん。引っ込み思案で慎重、でも心優しいキタリスくん。ある日、ふたりは森で木の実を拾っている、お兄さんに出会います。お兄さんは街でチョコレートのお店をやっている職人さんでした。シマリスくんとキタリスくんは、お兄さんと一緒に、木の実を拾うお手伝いをしたお礼として、チョコレートを1箱もらいます。一粒食べたチョコレートの美味しさったら…!「ぼく、お花畑にいるみたいな気分…」「ぼくは、お日様の下でお昼寝しているみたいな気分だぁ」。 ふたりは、大事なチョコレートの箱をおうちに持ち帰る途中、泣いている動物や、困っている動物、勇気が出せずにもじもじしている動物にチョコレートを一粒ずつあげてゆきます。小さなチョコレートの粒が、魔法のように森のみんなを笑顔にすると知ったふたりは、勇気を出して、街のお兄さんのところへ、チョコレートづくりを教えてもらいに出かけました!
もらったチョコと食べた&あげたチョコの数が合わなくないか…?と一人悶々としてしまいました。まぁ子供はそんなこと微塵も気にしていないのですが。
それよりも、ぎょうれつのできる〇〇やさんシリーズを読んだのはこれで3冊目なのですが、初めて人間が出てきた!というところにびっくりしました。優しい人でよかった!
今回もいろんなバリエーションのチョコが出てきて、本当に美味しそう〜。 (たちばなさん 30代・ママ 女の子6歳)
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