67歳のエマ・ゲイトウッドは、アメリカ3大トレイルの一つ、全長3500kmのアパラチアン・トレイルを一人で歩きとおした、初めての女性です。谷川の水をのみ、木イチゴの実をたべ、枯れ葉のベッドでねむることもありました。おばあちゃんの山歩きはしだいに有名になって新聞や雑誌にものったのです……。
雄大な自然のなかですごすよろこび。人の心の温かさ。いくつになってもチャレンジするエマおばあちゃんのすがすがしさ。1955年、アメリカでの実話を、地図と絵でいきいきとえがきます。
好きなこと自分の道を進むことに、性別や年齢は関係ないのかも、そんなことを感じさせてくれる1冊に思いました。
子供だけでなく、中年の方、老年に入った方にも、読んでほしい1冊です。
人生まだまだ、人生は楽しい!そんなふうに思わせてくれる希望を感じられる本に思います。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子8歳)
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