おいっちに おいっちに… へっこ ぷっと たれた♪
あかちゃんと一緒に読んでいるだけで、リズムが生まれる嬉しい絵本「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズの誕生です!
「わらべうた」と言っても、かまえることは何もありません。ページに登場する言葉を、あかちゃんに話しかけるように声に出して読んでみると、ほら、自然とリズムが生まれ、絵が生き生きと動きだすみたい。
並んでおいっちに おいっちに、しているのはきのこさん、あひるさん。それから、それからだるまさん。最後にきたのは…!?
作者は作家としてだけでなく、子どもにお話を届ける活動に長く携わってこられたこがようこさん。わらべうたを通したお母さんとあかちゃんの「いい関係」を沢山ご覧になられてきたからこその、この作品。わらべうたのリズムがあかちゃんをトントンとあやす時の心地よいリズムと同じだと聞けば、なるほど納得。すぐに挑戦してみたくなりますよね。
さらに絵を描かれているのは降矢ななさんです。どこか懐かしいような、シンプルながらも愛らしく、ユーモラスに動きまわる登場キャラクター達。描き文字やあたたかい色合い、絵本の世界へ誘ってくれる見返しなど、細部にいたるまで魅力がたっぷり!「長く愛され続ける絵本を」という作り手の思いが伝わってくるようです。
それにしても、「ぷっ」とおならをしている時のポーズと言ったら…!みんなが嬉しくなっちゃう一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おいっちに……と、きのこが歩いています。ページをめくると、ぷっ! だれかがへっこ(おなら)をたれました。あひるやだるまも歩いてきて、だれかがぷっ! リズミカルな言葉とユーモラスな絵に、心もはずみます。
同じ「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズの『おせんべやけたかな』を赤ちゃん向けのおはなし会で読んでとても盛り上がったので、今度はこちらを読もうと思いました。
こちらもリズム良く読めて楽しい作品。
降矢ななさんのとぼけたイラストがぴったりあっていて、とてもかわいいです。
赤ちゃんと一緒に笑い合える、素敵な作品だと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
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