まあちゃんはお母さんがぬってくれた新しいエプロンをしめて、ピクニックに出かけました。赤、黄色、ピンクの3つのポケットがついていて、同じ色のハンカチが入っています。すると途中で子ザルと子ギツネと子ブタが、次々ハンカチをこっそりを盗み、かわりに果物を入れていきました。丘の上で、はーちゃんとみーちゃんにポケットの中身を見せて、びっくり……。まあちゃんの絵本の3冊目です。(こどものとも年中向き133号)
娘も私も大好きな「まあちゃん」のシリーズ。絶版になっていたこの本も、やっと手に取ることができて感激!
「まあちゃんのまほう」では、型破りで豪快なキャラクターだったお母さん(本当はタヌキの仕業だったんですけどね!)にも、こんな器用な一面があったんですね。私も、子どもの頃、母がほとんどの服を手作りしてくれたので、まあちゃんの歌いたくなるほどうれしい気持ちがよくわかります。
特にポケットは、大事なポイントですよね。母が作ってくれた服にも、必ずポケットがついていました。
それが、「ふしぎなポッケ」だとしたら・・・?
こんなことが本当にあったらいいなぁ、と思える素敵なお話。娘は、日頃から、鳥の卵を温めたい、と言っているので、ほんとにうらやましそうに見ていました。
つちだのぶこさんの「ポッケのワンピース」も同じくらい夢があって、楽しいお話ですよ。お母さんの愛情もたっぷり! (ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)
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