ふたばのおばあちゃんが亡くなって、ハニーという老犬を引き取ることになりました。そうしなければ保健所などにつれていかねばならないので、ふたばがお母さんを説得したのです。しかし、やがてハニーは重い病気になってしまいました。獣医の先生に相談し、ふたばは両親とともにいっしょけんめい看護しますが、別れの時が近づいてきます。ふたばは、ハニーのために何ができるか必死に考えました……「命」を見つめる感動作。
離れて暮らすおばあちゃんの死と共に
おばあちゃんの飼っていた老犬の生きざま死にざまを
リアルに語っている児童書です。
動物は可愛くて
子供のころは、単純に「飼いたい」とおもったものです。
そのたびに母は「動物は死ぬから」といって首を縦に振らず
動物を飼うチャンスはありませんでした。
人間より早く死んでしまうことが確実な動物の命を引き受けるということは
とても重いことなんだな・・
でも、尊いことなんだな・・と
感じさせてくれる一冊です。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子20歳)
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