まんが家さくらももこさんが、まんがを読む以前の幼児のために描いた「絵本まるコジ」シリーズ。国民的大ヒットアニメ『ちびまる子ちゃん』と、メルヘンの世界を舞台にしたファンタジー作品『コジコジ』がコラボして、ほんわかしたほのぼのストーリーが展開されます。こちらは全4巻シリーズの2作目。2巻には、10月から3月までの6つのおはなしが収録されています。
「1月 お正月がやってくる のまき」では、コジコジが初めてのお正月を体験。まるちゃんに「あしたお正月がつがくるんだよ」と聞いたコジコジは、お正月ってどんな人だろう?と想像します。門松におせちに大そうじなど、日本のお正月の定番をわかりやすく伝えてくれるエピソードです。
その他にも、北風こぞうに出会うおはなしや、すずめたちとひなまつりをお祝いするおはなしなど、日本の四季折々を堪能できるエピソードが盛り沢山。季節のお花なども知ることができます。
まんがやアニメのまるちゃんは、マイペースで楽天的な性格。ちょっと怠け者でお調子者というイメージがありますが、こちらのシリーズのまるちゃんは、ひと味違います。コジコジのいろんな質問に、やさしく答えるしっかり者の一面も。ちょっぴりお姉さんなまるちゃんも必見。このほのぼのした世界観を、ぜひ大人もいっしょに堪能してください。
(出合聡美 絵本ナビライター)
コジコジが地球ではじめて出会ったのが、ちびまる子ちゃんでした。 ちびまる子ちゃんと、コジコジの夢の共演!!
漫画ともアニメともひと味ちがう、ちびまる子ちゃんとコジコジのほんわかストーリーが、おとなも子どもも楽しめる絵本になりました。 さくらももこによる、美しい絵とほのぼのとした文章で構成された、愛らしい絵本です。
ちびまる子ちゃんとコジコジが、海や山、森などへぼうけんに出かけます。 そこで出会った人たちとのふれあいや、たずねた先でおこったびっくりするようなできごとが、色あざやかにえがかれています。 ほのぼのとした会話やストーリー、そしてさくらももこの温かみのあるタッチの絵で、優しい気持ちになれます。 おはなしには、日本の四季おりおりの草花やぎょうじがたくさん出てきます。季節を感じましょう。 子どもでもめくりやすい上製本で、読みきかせにもピッタリ!
【特徴】 1992年。まんがを読むよりちいさな子どもたちに向けて、 さくらももこが初挑戦した絵物語の連載シリーズがこの「まるコジ」です。
コジコジはやわらかな草や風にふれ、すっかり「ちきゅう」がお気に入りに。 ちびまる子ちゃんと一緒に、日本らしい季節の風物詩を楽しんでいきます。
【絵本まるコジ 2 の内容】 絵本まるコジ 2 は合計4冊シリーズの第2巻。 2巻には、10月から3月までの6つのおはなしが収録されています。 各月のおはなしのおわりには「まるコジまめちしき」がついていて、行事や季節のことがわかり、知育にも役立ちます。
【あらすじ】 夏の間、コジコジが空をとべるのを見て「いいな、ぼくらも空をとびたいな」という葉っぱの子どもたち。 「みんなも秋になれば、空をとべるよ」と、コジコジは葉っぱの子どもたちにいいます。さて秋がきて、葉っぱの子どもたちも黄色やオレンジになりましたが…
(本書は、『幼稚園』で連載されていたものに著者が加筆し、『さくらももこのファンタジック・ワールド』『まる子とコジコジ』として、過去に刊行されていたものを新装、判型を変えてあらたな絵本として発売するものです)
さて、こちらの絵本は何歳向けの絵本でしょうか?
もう何歳なんて関係ありません!
遠い昔にちびまる子ちゃんを読んでいた世代も、元気でちびまる子ちゃんを見ている世代も、みんなが癒される可愛い絵本んシリーズです。
平穏の日々の愛おしさ大切さを感じさせられます。
こんな世の中だからこそ、こういう絵本って必要です。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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