丘の上の岩はいつもぽつんとひとりなので、ともだちがほしいなと思っていました。そんな岩のそばに赤い実がひとつおちてきました。
ちいさな実が、一人ぽっちの岩のところにやってきました。
それは小鳥たちの贈り物だったのかもしれないですね。
一人ぽっちの岩に、可愛い、大切なものができたのです。
彼のうれしさが伝わってきます。
毎日、その実を、慈しみ大切に思っていたのですね。
それはきっとさくらんぼ。
すごくたくましい木に成長して、読んでいると嬉しくなります。
丸い岩と、桜の木は、たくさんの友達ができて本当に幸せそうです。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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