またまた可愛いあかちゃん絵本が届きましたよ!主人公は小さなお顔がついた立方体、「つみき」です。
「ひとつ ふたつ みっつ」
こんなに高くなって完成。すると赤いてんとうむしが一匹飛んできて、てっぺんの三角にぴたっ。ん?つみきはゆらゆら揺れて……大丈夫かな?
あかちゃんの積み木の遊び方を見ていると、はっとすることがあります。大人としては、何とか上手に高く積み上げて欲しいと思い応援します。立派に出来上がって拍手したりして感心していると、次の瞬間には「がっしゃーん!」何の躊躇もなく壊すのです。「せっかくつくったのに」呆然としているこちらをよそに、何とも楽しそうにまた最初からやり直し。何回だって繰り返します。「そうか、積み木ってこうやって遊ぶのか。」忘れていました。
みんなでひとつづつ積み上げて、壊れたらまたひとつづつ。あかちゃんは楽しみ方をちゃんと知っているんですね。だからこの絵本が楽しめるのです。積み木の方だってほら、こんなに嬉しそう。
読者のパパやママの声から生まれたというこのシリーズ、あかちゃんの喜ぶ要素がいっぱいです。小さいサイズで立て開き、洗練されたシンプルな画面、表情たっぷりの積み木!? も魅力的。ドキドキハラハラしながら、楽しい遊びの時間が過ごせる1冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
赤ちゃん絵本 「はじめての絵本たいむ」シリーズ第3弾!
つみきがひとつ、ふたつ、みっつとつみあげられていきます。 とうとう10こになったとき、てんとう虫がつみきにとまって…。
「がっしゃーん」とくずれる場面が迫力満点の、シンプルでゆかいな絵本!
現在11ヶ月の息子には2ヶ月の頃から絵本の読み聞かせをしています。
絵本については、非常に集中して聞いてくれるのですが、どの本も決して反応は豊かではありませんでした。
ところがこの絵本については、つみきの表情で笑い、ゆらゆら揺れるシーンでは、「あーあーあー!」と声を出し、手をバタバタさせ、ガッシャーンと崩れるつみきが崩れるシーンでは大笑い!
今では本がなくとも、「つみきひと〜つ」と言っただけでニヤッと笑い揺れるシーンでは私と一緒になって揺れたり、崩れる場面ではお布団にどさっと倒れるだけでも大笑い!
息子にとっては初めてストーリーが理解できた本なのかも知れません。 (moritomoさん 30代・ママ 男の子0歳、)
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