16年間沖縄の海で、タコを見、タコを捕って暮らしていた画家が描いたタコの絵本。外敵から身を守るため「たこなんかじゃないよ」と珊瑚になったり海草になったり水になったりするタコの変身ぶりが楽しい絵本です。
たこがお昼寝から目覚め散歩。形や色を変えながら、
周りの地形を利用し、擬態する様子がユニークに
描かれています。
分かり易くリズミカルな文章、ユニークな「たこなんかじゃないよ」
の繰り返しのフレーズが耳に残ります。
点や模様で描かれた特徴的な背景になぜかリアルに見える
たこや生き物たち。ウツボは不気味で迫力があります。
擬態しているたこを見つけるのも楽しいです。
息子はたことウツボが絡むシーンではいつも真剣に
聞き、「足たべられちゃったね」と持っていかれた足を
心配しています。
たこの天敵ってウツボだったんですね。
まさに海のギャング!と感じました。
ちなみにこの1冊で息子はたことウツボの関係?を知り
図鑑でみつけて得意げに「これがウツボだよ」。
海の生き物達に興味を持つきっかけにもなったようです。 (空色のかわうそさん 30代・ママ 男の子2歳)
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