ぼくは、犬のタロウ。ケンちゃんとパパと、ボール遊びをしていて、おいてきぼりにされてしまいました|?|?。残されたタロウの苦難と、その強さを描いて、人のあるべき姿をも考えさせます
マンションで飼えなくなって捨てられた犬が、途方に暮れてさまよい、命が途切れそうになると感じながらも…ハッピーエンドで終わるお話です。だけど、最初に出てくる、題名にもなっている黄色いボールは犬小屋に置かれたまま。ご飯に混じっていた砂を噛んでしまったような、なんだかざらりとした違和感を残して終わります。ウチのチビも神妙な顔をして最後まで聞いてました。何か感じるものがあったのかな。あるとええなあ。また少し大きくなったら読んでやりたいです。何度でも何度でも。 (ともすけちゃんさん 30代・パパ 男の子3歳)
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