サイモンは、音楽が大好き。ひとりじゃなく、みんなといっしょに音楽を楽しみたい。それが指揮者をしている理由。さあ、指揮者サイモンといっしょに、オーケストラの世界をのぞいてみましょう。
弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器……さまざまな楽器とたくさんの演奏者で構成されているオーケストラ。この絵本では、それら楽器の特徴、演奏の仕方を紹介するとともに、その楽器がどのように曲を奏でるのか、実際の演奏を付属のCDで聴くことができます。演奏はすべてロンドン交響楽団。世界的指揮者であるサー・サイモン・ラトルが序文を寄せ、DISCにはラヴェルの『ボレロ』と、ベートーヴェンの『田園』のフル演奏も収録。巻末には、楽曲の説明と用語解説も記載され、音楽の知識が深まります。
ロンドン交響楽団の協力を得て、CD付きでオーケストラ解説を試みた作品。
実在の指揮者、サイモン・ラトルが企画からオーケストラのコンサート本番までに行うことを追ったストーリー。
指揮者の役割はもちろんのこと、オーディションを行うことで、
各楽器の特性なども浮かび上がらせます。
指示されたCDトラックを聞くことで、楽器のイメージが湧くと思います。
用意されたCDは二枚組!
1枚目はいろんな曲からの採取なので、かなりのボリューム、読者がついていくのが難しいかもしれません。
2枚目は本番バージョンで、じっくりとボレロと田園を聴かせてくれます。
オーケストラを丸ごと聴いて感じる、でしょうか。
小学校高学年くらいから、じっくりと時間をかけて読んでほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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