ぼくじょうで、ひつじたちが くさを たべています。 あれれ? こひつじが いっぴき、どろのなかに いますよ。 「へんてこりんな こひつじだな! 」ひつじたちが さけびます。 「おかしな こひつじだね!」ぶたたちも さけびます。 「ぼくは へんてこりんじゃないぞ!」 こひつじが さけびかえします。 「ぼくは こぶたなんだ!」 いくら笑われても「ぼくは こぶたなんだ」というこひつじ。獣医さんのところに連れていくと…。オランダ、ベルギーでたちまち話題となった、自分らしさとは何かを問いかける絵本。
どうみても羊なのに、自分は豚だと言い張る羊。
病院へ行くと、心は豚なんだと言われ、毛を刈ってもらい、姿も豚に近づけて、元気になります。
私は、LGBTについて考える絵本かなと感じましたが、あとがきを読んでいると、それにとどまらず、自分らしくいることが幸せへの第一歩だとおっしゃっていました。
人間ではなく、羊と豚で表現しているのがユニークで、良かったです。
次女は深い意味はわかっていないみたいですが、羊が毛を刈って豚になるというのが面白いようで、とても気に入っている絵本です。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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