本棚に見たことのない本があったので、取り出して開けてみました。 中には難しい外国語がびっしり書いてあったのに、スラスラ読めちゃった! 「うそだあ!」
おもしろくて、どんどん読み続けていくうちに、体ごと本の中に引き込まれちゃった! 「うそだあ!」
入り込んだ本の中の世界で、怪物たちに追われることになっちゃって。 「うそだあ!」
怪物たちから逃げるために、舟に乗ったら、舟が沈んでしまったり、 沈んでしまった海の中で、きれいなお姫さまに出会ったり。 ついつい「うそだあ!」と言いたくなるようなことが、次々と起こります。
予想を裏切る展開がおもしろい『うそだあ!』の続編です。サトシンさんの考えるユニークなおはなしに、山村浩二さんの描くユーモラスな絵が、子どもたちの想像力を刺激して、いろいろな「うそだあ!」の展開を考えてみたくなる絵本です。
(絵本ナビ編集部)
本だなに見たことのない本を見つけたんだ。 その本をとりだしてみたら・・・。1冊の本から広がる大冒険!! これってうそ? ホント?!
前作の「うそだあ!」が無邪気なホラ話だったのに対して、この「またまたうそだあ!」は、空想の世界です。
だから、少年の頭の中では物語として出来上がっているのです。
「うそだあ!」と言うよりも、「それでそれで」と話に引き込まれてしまいました。
本好きな少年が、読んできた本のお話を頭の中でアレンジした物語なのでしょう。
空想を楽しむ少年は、素晴らしいと思います。
自分が呑み込まれてしまうような本が、私も大好きです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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