スカッ!と痛快。ザ・高畠那生ワールド
『ブロローン!
くるまが はしっています。 みちには ペンキがありますね。 どうなるの? どうなるの?』
からはじまるおはなし。そして、ページをめくると…
『バシャー!
ペンキがとびちり バシャ どろろん。 あれれ? ペンキのあとが ○○○ みたい。』
○○○って、いったいなんでしょう? それは、この絵本を読んでのお楽しみ。
日本マクドナルド「ほんのハッピーセット」の絵本として2019年秋に店頭配布され、大人気を博した作品です。 書籍化にあたり、サイズが大きくなり、加筆・修正・再構成によりエピソードとシーンが増え、もちろんページも増えました。「ブロロンどろろん 完全版」としてお届けします。
「あっ!」「えーっ!?」と驚いたり、「なんだ!? これ」と笑ったり。奇想天外なアイディアと、自由でのびのび、そして飄々とした画風と。まさに「ザ・高畠那生ワールド」をお楽しみください。
【編集担当からのおすすめ情報】 読んで愉快な気分になれること間違いなし! 理屈抜きに、ただただひたすら楽しい絵本です。
そして、声に出して読むときっと耳も楽しい「ブロローン!」「どうなるの?どうなるの?」「バシャー!」「ペンキがとびちり バシャ どろろん」のシンプルなくり返し。ぜひ、読み聞かせはもちろん、お子さんといっしょに声に出して読んで、楽しいひとときをすごしていただけるとうれしいです。
高畠那生さんのユーモラスな絵本が大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
道にペンキが溢れています。そこに車が。「どうなるの どうなるの?」とページをめくると、案の定、ビシャっとペンキが跳ね上がり、道にいた人や動物たちにかかってしまうのです。そして、その後ろの壁には、思わぬ模様な出来上がって……。
高畠さんのユニークな発想が最高に楽しいです。それにしても、ペンキをかぶった人たちは、その後、大変なんだろうなぁと思うと気の毒です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
|