布、フェルト、ビーズなどを使った刺繍で、細部までこだわりぬいたステッチ絵本。思わず触ってしまいたくなるような絵本には、心温まる優しいお話が広がっています。
パラッパッパー♪ ズンタッター♪ 街にサーカスがやってきた! サーカスに憧れるチンパンジーのピエールは、この日を楽しみに待っていました。
さっそくショーが始まります。空中ブランコにつなわたり、フラフープ……動物たちはとっても楽しそう。そんなみんなの様子をみて、ピエールは「サーカスへはいりたい!」と今まで以上に憧れます。そして、ショーが終わり、ピエールは団長さんに入団試験を受けさせてもらうことになりました。しかし、何をやっても失敗ばかり。怖い顔の団長さんと動物たちに、大笑いをされてしまいました。「やっぱり何もできない……」ピエールは、大きな涙を一粒こぼして、悲しそうに出口へ歩いて行きました。ところが、団長さんから意外なひと言が……!?
かわいい絵に惹かれて読んでみました。
サーカスの入団テストで、ドジばかりしてしまうサル君。
そんなサル君は、てっきりテストに落ちたと思いますが、
団長はピエロの役をサル君に与えます。
他の方も書かれているように、賛否両論わかれそうかな・・
「自分の持ち場を見つけてよかった・誰にでも特性を生かして
輝ける場があるのだ・技が出来ないならピエロでもがんばればいいんだ
と言う風に受け取ればいいのでしょうかね。
ステッチによる動物達はすごくかわいかったですが
内容は少し考えさせられるものがありました。
(きゃべつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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