SDGsの17の目標すべてを、お話で楽しめる絵本! 1話5分の短いお話で、絵本の体裁で紹介しているので、5歳からの読み聞かせ・6歳からはひとり読みにぴったりです。 子どもたちに親しみやすいテーマのお話なので、楽しんで読むことでSDGsにふれるきっかけとなります。
地球温暖化はホッキョクグマの親子のお話、 海のプラスチックごみ問題は、クジラやクラゲなどの生き物のお話など、 環境を考えるテーマは、生き物が主人公のおはなしです。
食品ロスは、家庭で「もったいない」をキーワードにしたお話、 ジェンダーは、頼りになる女の子を通して、男らしさ女らしさを考えるお話など、 子どもたちにとって身近な生活に関するテーマもあります。
人や国の不平等は、ライオンの国とねこの国のお話、 平和と公正は、アリたちの争いのお話など、 少し難しいテーマは動物を擬人化したお話で、子どもたちにも無理なく読めて、わかりやすい見せ方をしています。
SDGsの目標達成は2030年。そのころ子どもたちはいくつになっているでしょう。 この本は、SDGsの目標をおぼえさせる本ではありません。 お話を通して、ずっとこれから先もこの地球で生きていく子どもたちへ、 未来を生きていくために必要な、考える力や思いやりの心をやしなってもらえたらとねがっています。
目次 〈お話〉 目標1 貧困をなくそう チョコレート農園の 子どもたち 目標2 飢餓をゼロに みんなの きゅうしょく 目標3 赤ちゃんの びょうき 目標4 質の高い教育をみんなに きのみの 数は? 目標5 ジェンダー平等を実現しよう たよりに なる 人って? 目標6 安全な水とトイレを世界中に かぎられた 水 もしも トイレが なかったら 目標7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 太陽の 光で 電気が つくれる? 目標8 働きがいも 経済成長も どんな だんご工場が いい? 目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう みらいの まちへ 目標10 人や国の不平等をなくそう ライオンの国 ねこの国 目標11 住み続けられるまちづくりを まちを たんけん! 目標12 つくる責任 つかう責任 もったいない! 目標13 気候変動に具体的な対策を ホッキョクグマの 親子 地球のつぶやき 目標14 海の豊かさを守ろう 海の あぶない おとしもの 目標15 陸の豊かさも守ろう 王さまと オオカミ 目標16 平和と公正をすべての人に オオアリと コアリ 目標17 パートナーシップで目標を達成しよう たすけ合う 力
〈チャレンジSDGs〉 ごみが 生まれかわる SDGsに つながるマーク 〈SDGsで自由研究〉 〈しりょう〉SDGs17の目ひょうをくわしく知ろう
著者紹介: 監修:横浜国立大学・教育学部教授 松葉口玲子 小学校・教育学部でESD(持続可能な開発のための教育)に従事。低年齢でも読めるSDGs表現を全面監修。
寄稿:国連広報センター所長 根本かおる 国連で採択したSDGsの情報を発信する国連広報センター所長。 2021年度「日本PR大賞 パーソンオブザイヤー」受賞。
SDGs。
色々な場面で聞く単語ですが、いざ説明するとなると難しいな、と思っていました。
この本は、SDGsの17の目標ごとの事例を、動物や子どもなど、身近で親しみやすい登場人物にした「お話」として読む事ができます。
読んだあと「SDGsとは?」に、端的な言葉では答えられないかもしれませんが、今、地球にどんなことが起っていて、自分たちはどうしていく(いきたい)のだろう…という問題に気づける一冊だと思いました。
巻末に、自由研究の方法や、SDGsの目標とターゲットも載っているので、中学年以上の子ども達にもお勧めです。 (こはこはくさん 50代・ママ 男の子11歳)
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