![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
隋唐時代、政治・社会は仏教に対していかに関わり、仏教はどのように変容したのか。先行研究の弱点を衝き、鋭敏な発想と精緻な論証、文物を含む多彩な史料によって、ビビッドに、そしてスリリングに展開される諸論考は、通説を改め、隋唐時代そのもののイメージを刷新する。
【目次】 T 文物に現れた北朝隋唐の仏教 天寿国と重興仏法の菩薩天子と 魏徴撰の李密墓誌銘――石刻と文集との間
U 法琳の事跡にみる唐初の仏教・道教と国家 唐中期の仏教と国家 唐代における僧尼拝君親の断行と撤回
V 嵩岳少林寺碑考 玄秘塔碑考
初出一覧 あとがき 人名索引 事項索引
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