少女は、かんむりをゆずり受けます。それは、ゴミでできたかんむり。踏みしめているのは、ゴミのうめたて地。ゴミであふれかえった未来の地球から少女がおくる、あなたへのメッセージ。受け取ったあなたは、何を思うでしょう?
とても強烈な、メッセージ性の強い絵本です。
何世代か未来に生まれてくる少女が、目にする地球はどんな姿をしているのでしょう。
ゴミに包まれた哀しみばかりで、夢が過去形であったら…。
想像すると、今を生きる自分たちの責任の重さを感じずにはいられません。
持続可能な世界を作るために、自分たちのできることと、真摯に向き合うことが重要だと、痛感させられました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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