
すてきなうたをきいてごらん、ひろいひろいあおいそらに、ぐんぐんあがったたこのうた……家族みんなのさりげない愛に包まれた、小さな女の子の平凡だけど幸せな一日。

最後まで読んだ時、娘がクスクス笑って「もう一回!」。
もう一度読んだら、また笑って「もう一回!」。
私も思わず笑いながら三度目を読むと、ようやく眠りへと入りました。
きっと読んでもらう子の多くが、エラに誘われて「もう一回ね」
と言うんじゃないかしら。
エラが欲しいだけの愛情を、家族みんながごく自然に与えている、
そういう家族のあり方には、胸がドキンとしました。
そのエラの心のような、伸びやかな青い青い空が、とても印象的な絵本です。
とてもシンプルな絵本だけど、とても心に響きました。 (ねがいさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子2歳)
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