
ルイは、空箱の中を飛ぶ紙飛行機にのって旅をし、空想の世界で旧友に会います。幼児の心象を美しい貼り絵で描くファンタジー絵本。

8歳の息子と読みました。
見知らぬ街に越してきた少年、ルイ。
読み始めはなんだか寂しそうな少年だと思いましたが、
箱作りに没頭し、中を覗き、
いつのまにかその中の空想の世界で、
昔の仲間と戯れるルイ。
この箱がとても素敵で、
息子と「これ、作ってみようか?」と
話をしながら読んでいたら、
巻末に「箱のつくりかた」ときちんと付録があって、
一石二鳥の感動!
息子も、「これ、夏の自由研究にいいねえ!」なんて
すっかり乗り気でした。
是非、材料が集まったら、ルイの不思議な世界を、
体験・再現してみようと思います。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
|