「はっ はっ はぁーっ… はくしょーん!」
おや?! ばななくん、鼻水が出ています。お熱もあるよう。お友だちのりんごくんやあおりんごちゃんたちも心配しています。
熱が高かったので、ばななくんはお医者さんに行くことにしました。お医者さんはばななくんの体の音を聞いたり、口の中を見てのどが元気かどうかを見てくれます。
お子さんが具合が悪いとき、お医者さんに行くのをぐずったりすることありますよね。何をされるんだろう?!とこわい気持ちになるのかもしれません。この絵本では、お医者さんが何のために、どんなことをしてくれるのかをやさしく教えてくれます。
ばななくんは、どうやら風邪をひいてしまったよう。「おうちでゆっくりやすんでね」と、お医者さんはお薬を出してくれました。ほっとしたばななくん。「ぼく おいしゃさんにいってきたから もう あそべるよー」とみんなのもとへかけ寄りますが……。
大好評『おさんぽの おやくそくだもの』『いただきますの おやくそくだもの』に続く、おやくそく絵本第3弾。かわいいくだものたちが「おやくそく」を楽しく伝える、乳幼児向けの生活絵本です。今回は、具合が悪い時にどうしたらよいかが学べます。早く元気になるためのおやくそくを守れたら、おうちの方も安心ですね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
大好評くだものおやくそく絵本第3弾です。保育園に通わせる共働きの親御さんだけでなく、誕生日やおでかけといったイベントを楽しむためにも、小さなお子さまの体調は気になるもの。風邪や熱といった体調不良を切実に心配する親御さんは少なくありません。ところが、風邪をひいた子どもたちは、遊びたがって寝てくれないことも……。ゆっくり休むことの大切さを伝える、ありそうでなかった絵本です。
小さい子向けおはなし会用にセレクト。
「おやくそくえほん」シリーズ。
いまさらながら、題名に「くだもの」があることに気づき、
絶妙なネーミングに唸りました。
さて、ばななくんが体調不良のようですね。
鼻をかむのを、鼻をふんふんしてバイキンをお外に出そう、と諭す様子が説得力ありますね。
お熱を測ったり、お医者さんに診てもらったり。
小さな子にとっては不安でしょうから、
こんな語りかけは参考にしたいですね。
ゆっくり休むことの大切さもポイント。
おやくそくに落とし込むと、ちゃんと伝わりそうですね。 (レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子1歳、女の子0歳)
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