シリーズ第3巻。虫のくらしの瞬間を切りとって、その動きを止めてみたい-栗林さんの撮影の一大テーマ「瞬間」に焦点をあて、自動撮影装置で撮影した飛翔写真などを紹介。
フローベル館から出ている昆虫写真家「栗林彗」さんの“栗林さんの虫めがね”というシリーズの1冊です。
表紙を飾っている可愛い虫は“ニホンミツバチ”です。
何が《瞬間》かというと、食べてるところとか、排せつしているところとか、
ふだん人間の目では見ることが難しい様子でした。
一番ウケたのはコガネムシが滑って池に落ちた写真です。
アレです!
「猿も木から落ちる」を生で見たような気分でした。
この作品の中で、一番ページを使って紹介してくれていたのは、虫たちの“飛行している姿”でした。
真正面から見るとこんな風に飛んでいるんですね〜。
あと、虫たちの寝ている姿も見ものでしたよ!
特殊なカメラで撮影しているそうなので、カメラそのものに興味のある人にもお薦めしたいシリーズです。
読み聞かせに使うより、ブックトークで紹介していきたいです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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