クマノミのおかあさんが、イソギンチャクのそばに卵を産みました。クマノミはおとうさんが卵の世話をします。卵に新鮮な水をおくるのです。ウツボがおそいかかってきたときにはイソギンチャクの触手に守ってもらいます。逆に、イソギンチャクを食べるチョウチョウウオがやってきたときには、身体の大きなおかあさんが体当たりをして追いはらいます。そうしてついに赤ちゃんがうまれ、広い海へと泳ぎ出すのです。
色鮮やかで可愛いクマノミですが、その生き方の逞しさ、したたかさを初めて知りました。
子どもに対して演じながら、学習する紙芝居かもしれません。
お父さんお母さんが苦労して、旅立たせたクマノミの子どもたちですが、魚の世界はこれが自立なのですね。
調べていくと、クマノミはオスとして生まれて、メスにかわる性転換魚だとか、奥深いですね。
下調べをして、演じたいと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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