小さな島にすむひとりぼっちのイグアナ。 ある日、傷ついたカモメが空からおちてきて、ふたりは出会います。 心やさしいカモメは、イグアナにいろんな質問をして、イグアナ自身も気づいていない孤独やさびしさを理解します。 そしてイグアナによりそい、春の歌をうたい、遠い国の話をしてくれるのでした。 しかし、とうとうカモメが旅立つときが。別れの日、イグアナの胸におしよせた思いとは……。 はかなくも眩しい出会いと喪失の物語です。 詩人で絵本作家の内田麟太郎さんと、動物肖像彫刻家として絶大な人気を誇るはしもとみおさんの初めての絵本です。
小さな島で一人ぽっちで過ごしていたイグアナ
ひとりで 何不住なく過ごしていたのが・・・
羽を痛めたカモメとの出会い イグアナは優しく 薬の葉をもんで 魚まで運んであげて とてもいい時間を過ごしたのです
カモメも歌を歌い いろんな話をしてくれて とても幸せだったのです
でもね・・・ カモメは羽の傷が治ると 仲間のカモメと飛んでいきました
「さようなら」
イグアナは とても寂しくなり 涙があふれて止まらなかったのです(ひとりぽっちの寂しさを知ったのですね)
なんだか 私も 涙が出ました
イグアナのきもちが 分かるから!
友達との別れはつらいね
いつか友達のカモメに会えるといいな〜
彫刻で作られた イグアナとカモメも立体感があり とてもいいですね〜 (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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