ニッキは雪の上におばあさんが編んだ手袋を落としてしまい、そこに次々と動物たちが入ってきます。どんどんふくれあがって、さあ、たいへん!今読みたい、ウクライナ民話。
同じウクライナ民話の「てぶくろ」なのに全く別物に感じられる作品です。
てぶくろを落としたのは、少年ニッキでした。
おばあさんが編んでくれた毛糸のてぶくろでした。
これなら動物たちは入りやすいかもしれません。
カエルは出てきません。
冬なんだから当たり前でしょうか。
ラチョフの「てぶくろ」に慣れ親しんでしまっているので、この絵本の方に違和感をおぼえるのは、この作品の残念なところでしょうか。
動物たちが抜けた後のてぶくろは、やっぱりのびてしまっていましたね。
凝った絵は、あまり子どもウケしないかもしれませんが、私は好きです。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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