新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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おとうとはアボカド?

おとうとはアボカド?

  • 絵本
作: トレーシー・ダーントン
絵: ヤスミン・イスマイル
訳: 木坂 涼
出版社: ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2024年01月25日
ISBN: 9784865493153

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
270mm×270mm 32ページ

みどころ

あのね、 おとうとがうまれるんだって!
でも、うまれるまで、すごーく時間がかかるみたい。

パパが言うには、おとうとはまだ小さな小さな種みたいものなんだって。それが、まめつぶくらいになって、ぶどうくらいの大きさになって、そうやって少しずつ大きくなって、今はアボカドくらい。

……アボカド? アボカドってよくわかんない。

ママのお腹の中にいるのは、これから生まれてくる新しい命。その大きさを果物や野菜でたとえていきます。カボチャのおとうとを見ながら、ハロウィンに一緒に行くのを楽しみにし、スイカのおとうとを見ながら、お風呂の心配をして。そうやって具体的に想像しながら、まだ見ぬおとうとへの愛情が少しずつ育まれていきます。

お姉ちゃんになるとまどいや不安が、楽しみや喜びへと変わっていくためには、こんな風に時間がかかるものなのかもしれませんよね。かわいい赤ちゃんに出会えた時の嬉しそうな顔といったら! 誰もが大切に思われて生まれてきたことが伝わってくるこの絵本、新しい家族が増える時におすすめの一冊です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

生まれてくる命を果物や野菜にたとえながら、お姉ちゃんになる不安と喜びを描いた絵本。

−パパがいうには、おとうとは まだ ちいさな ちいさな たねみたいな ものなんだって。−
−いま、おとうとは ちいさい かぼちゃくらい。ハロウィンのときは、いっしょにパーティーにいくんだ。−

新しい命のいとおしさが伝わるとともに、だれもが大切に思われて生まれてきたと感じられる絵本です。

おとうとはアボカド?

おとうとはアボカド?

ベストレビュー

親御さんと一緒に読んでもらいたい

ママのお腹に宿った弟の大きさを色々に想像しながら、生まれてくるのを待つお話です。
このように早くから知らせてもらえて、その時々での成長を教えてもらえるのは、とても良いことですね。
それだけ親とのコミュニケーションがとれていれば、夜泣きや赤ちゃん帰りなどもしなさそうです。

これから弟か妹が生まれるお子さんに、親御さんと一緒に読んでもらいたい一冊です。
(めむたんさん 40代・ママ 男の子22歳)

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