おそろしい【災悪】と戦いながら、街を旅する「呪われた少年」。 彼の名前「×××××」を言うと、呪われてしまうのだ。
プールにひそむ化け物、帰り道に現れる、不気味な着物の男の子、 どこまでも追いかけてくる長い黒髪の女……。
恐怖心と戦いながら、「呪われた少年」は、 銀色のペンで【災悪】の名前を当て、人々を守っていた。 「もう、悲しみを繰り返したくない……僕が食い止める…!」 少年は、ある“過去”を背負いながら、胸に決意を秘め、戦う。
しかし、そんな彼を追う、黒い服の、もうひとりの「少年」がいて――?
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