かなづち、のこぎり、くぎ……
このどうぐ、つかうのはだれ?
道具がたくさん描かれたページをめくると……その使い手が登場!
大工さん、仕立屋さん、コックさん、時計屋さんなど、
さまざまな職業の人の働く姿が見られる絵本です。
2005年ボローニャ国際絵本原画展入選作品をもとに、
イタリアで出版された絵本の初邦訳。
三浦太郎さんが紡ぐ仕事の世界。
注目は、道具という切り口です。
まず、道具を提示し、どんな仕事か類推させる趣向。
マニアックな道具もありますが、幼稚園児くらいから大体わかるレベルでしょうか。
やはり、専門的な道具って、魅力的ですね。
それだけに仕事を考えるきっかけになりそうです。
ラストは暗示的ですが、なんとなく、気持ちわかります。 (レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳、女の子0歳)
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