
はるのおえかきで ぼくがかいたのは、くろいつち。 みんなは「なにこれ?」「へんだよ」っていうけれど……。 ぼく、チューリップをおうえんしたかったんだ。
国語・道徳の教科書掲載作家くすのきしげのりが紡ぐ、 ちいさな思いに寄りそい、成長を応援する物語。
【あとがきより】 一人ひとりみんな違うたいせつな子どもたち。 一人ひとりに一つずつ、揺れ動く心があります。 「想像する力」や「共感する力」をはたらかせて、 行動や表情の奥にある心の動きや考えに気づこうとするだけでも、 きっと花が咲くような笑顔が増えるに違いありません。
【読者の声】 ・こんな優しい世界が広がったらいいなぁ。 ・子どもたちの心や考え方をわかっているつもりでも、ひとりひとり違うのですよね。そしてそれは、子どもたちだけではなく、この世の中のだれでも。 ・先入観を取り払うこと。難しいけれど、大事にしたいと思いました。 ・それぞれの見え方、感じ方、気持ちに気づいて寄り添うことの大切さについて、あらためて考えるきっかけになりました。 ・理解してくれる、見守ってくれている人がいる。子どもにとって、それが自分自身の強さを育むことを教えてくれる本でした。

チューリップの花壇の前でしんごくんは お絵描き
でも・・・土色にぬりつぶしています
友達がその絵をみて 「へんだよ!」
「春を見つけてかく絵ではない」と言うのです・・・
しんごくんは 泣き出しますが・・・園長先生は
しんごくんはちいさなチューリップの球根を畑の隅に植えたのです
そのことをはなすと 友達はみんなで しんごくんが 植えた小さな球根に「がんばれ! めをだしてね」と応援してくれたのです
毎日 応援して みずをやったり「がんばれ!」と励ましてくれたのです
みんなの優しさに 答えてくれて しんご君の球根に芽が出て おおきな きれいな花を咲かせたのです!
しんごくんの喜んだこと!
みんなが応援してくれたことも嬉しいですね〜
この子供たちの優しさは 宝物ですね 園長先生や 先生はその優しさを願って子供たちと過ごしているのですね
進級おめでとう!
くすのきしげのりさんの あとがきは とてもいいです
優しさがあふれています(泣けてきます・・・)
「一人ひとりみんなちがう 大切なこどもたち!」 (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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