森にひっそりとくらす、耳の大きなきつね。大きな音が苦手で、しずかなところを探しにでかけます。毒きのこのかさの下、とじた目の奥、すずらんのかおり、思いがけない場所に見つかって……。なかまと出会い、しずかなパーティーを楽しみます。足もとに広がるゆたかな世界が見えてくる、フィンランド生まれのあたたかな絵本。
絵の雰囲気が、さすがフィンランドということでおしゃれな感じもあって素敵だなって思いました。静かなところ、というと確かに少なくなっている気がします。落ち着いてホッとしたくても結局何かの音に邪魔されたりしてできないということもしばしば。この絵本に登場するキツネは勇気を何かを変えました。よく頑張ったね。と言ってあげたくなります。 (ピンクちゃんさん 50代・ママ 女の子14歳、男の子7歳)
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