
小学校受験の試験項目には、ペーパーテスト、絵画制作、行動観察、面接、運動考査があります。 しかし、小学校受験の対策は運動考査、つまり受験体操から始めるべきです。
たとえば、受験体操に取り組むことで、体幹が鍛えられます。長い時間、集中して机に向かうことができるようになります。 つまり、ペーパーテストや絵画制作において、取り組む基礎ができるのです。
それだけではありません。受験体操を通じて、「非認知能力」が育まれます。やりきる力・持久力・考える力・競争する力・挑戦する力・かかわる力などです。 行動観察や面接も含め、他の試験課題の向上につながる相乗効果があるのです。
著者は、小学校受験専門の体操教室を主宰。毎年、多くの子どもたちを難関小学校の合格に導いています。 本書では、家庭でも無理なくできる「親子の体操」を、オールカラーの写真でわかりやすく紹介。QRコード付きなので、動画でも受験体操を確認できます。
まずは「1日20分」で大丈夫です。登園前の朝の時間に取り組んでください。 慶應幼稚舎、慶應横浜、暁星小、成蹊小、筑波小の過去問題を掲載。
【目次】 Part1 小学校受験で、運動考査・受験体操の対策がいちばん重要な理由
Part2 1日20分! お子さんと一緒に、楽しく体を動かして受験対策 1 運動遊び 2 模倣体操 3 バランス 4 指体操 5 体幹トレーニング 6 かけっこ 7 基本ステップ 8 ラダートレーニング 9 動物歩き 10 ボール操作 11 的当てと的入れ 12 縄跳び 13 鉄棒 14 ゴム跳び 15 でんぐり返し 16 オリジナルポーズづくり 17 所作
Part3 「やりたがらない」「やる気がない」「競争心がない」「運動が苦手」なお子さんの対処法
Part4 【過去問題】 慶應幼稚舎・慶應横浜・暁星小・成蹊小・筑波小
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