1巻 まいごになってさみしいパフ 群れからはぐれた迷子の恐竜、パラサウロロフスのパフ。パキに出会って遊ぶ間は楽しく、悲しみを忘れる。しかし、夕方、パキのお母さんが迎えに来て、パキが帰ると、前より一層寂しさを感じて…。揺れ動くパフの気持ちを一緒に味わい考える「きもち」の絵本。 2巻 ゆうきをだしてプテラ 今日はプテラノドンの子ども・プテラが初めて飛ぶ日。高さに足がすくみ、崖から飛びたつ勇気が出ない。すがりつこうとしたお父さんは先に飛んで行ってしまう。こわい→むり!→できた!→ほこらしい…プテラの気持ちを一緒に味わう「きもち」の絵本。 3巻 おこりたくないおこりんぼのラノ ティラノサウルスの子ども・ラノは、本当は花が大好きな優しい男の子。でも、からかわれたり、大事な花を踏まれたりで、イライラが爆発して「ガオ〜!」と怒ってしまっては、自己嫌悪。本当は怒りたくないラノの気持ちを考える「きもち」の絵本。 4巻 たまごをまもるやさしいテゴ 物心ついたときから、親はなく、ひとりぼっちで生きてきたステゴサウルスのテゴ。ある日、1個のたまごに出会う。大雨や日照りから守り、ヴェロキラプトルの略奪から守り…。小さくて無力な、か弱い存在を守ろうとする、テゴのたまごへの思いやりを描く。 5巻 おもっていることつたえてリケラ 体が小さく声も小さいトリケラトプスの子ども・リケラ。仲良しグループで遊ぶのだが、リーダー格のアンキの言うことには誰も逆らえない。ある日アンキが、怖い生き物のいるジュララジャングルで「肝試し」をしようと提案。みんなは「いいね」と言うが、リケラは内心いやであったがついてゆく。大きな危険が迫り、リケラは思い切って、自分の意見を言う。
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