コウキくんは3歳。ある朝、着替えの途中にフルチンで走り出します。街を抜け、海を越え、 異国を行きすぎ、気がつけば満天の星空…。著者の新境地となる生命の賛歌。
よくある(といったら失礼かもしれないけど)幼児向けの「フルチンは爽快!」みたいなノリの絵本かなと思いましたが、予想よりずっと深い意味を持った絵本でした。
フルチンで外に駆け出したコウキくんは、どこまでも、どこまでも走っていきます。
そしてそんなコウキくんを目にした、様々な人たちに、いろんなことを思い出させたり、大切な何かを知らせたりします。
なるほどって感心しました。
最後にはお母さんの腕に還るっていうのも素敵ですね。 (環菜さん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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