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少年が番をしているのは羊の群。 その群れの中に1匹だけいる黒い子羊は、いつも自由気ままに群からはなれていってしまいます。そしてある日のこと、 少年や牧羊犬がちょっと目を離したすきに、とうとうこの黒い羊はどこかに行ってしまいました。心配で夜も眠れない 少年は、ついによるの山に子羊を探しに行く決心をしました。果たしてまいごの子羊は見つかるのでしょうか? 1946年コルデコット賞銀賞作品。
静かに泣けました。
安心して泣きました。
羊飼いの、我が子を思う気持ちに似た感情がたまらなかったです。
母ひつじ心そっちのけで、冒険心いっぱいに遊ぶ子羊。
可愛らしさを振りまく無邪気さに‘あぶないわ!’って何度呼びかけた
ことでしょう。
虎視眈々と獲物を待つピューマの危険を我が子への心配に置き換えて。
写実的な絵が、迫り来る恐怖に一層緊迫感を与えています。
おーい、風さん、お願いよ。
どうぞいつもさわやかに吹いて下さいね (クマトラさん 40代・ママ 男の子6歳、男の子1歳)
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