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やかましい母親や優等生ぞろいの兄妹のなかで,秀一だけはダメな子だった.ひょんなことから家出をした秀一は,同い年の少女とおじいさんの住む農家で,ひと夏をすごす.次々とふしぎな事件にまきこまれていくなかで,秀一は,見せかけだけの家庭や社会の真の姿を感じとるようになっていく.少年の力強い成長を描く物語.
「ぼくがぼくであること」。
この題名にとても惹かれ共感を覚えました。
自分の人生においての主人公は自分しかいないのです。
親としても考えさせられる1冊にも感じました。
我が子を一人の個として認めているか、親のエゴで子育てしていないか、色々想いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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