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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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Play with Me(わたしとあそんで)

Play with Me(わたしとあそんで)

作品情報

発行日: 1999年10月

U.S.定価 :$ 13.85

洋書に関する情報

書籍扱いの絵本です(上製本)。 縦 22.8 x 横 18 x 厚さ 1(cm)  言語:英語

おはなし

はらっぱへ遊びに行った少女のおはなし。
「ばったさん、あそびましょ」と、草の葉にとまっていたバッタを捕まえようとしますが、逃げてしまいます。
「かえるさん、あそびましょ」と、池のちかくにいたカエルを捕まえようとしますが、逃げてしまいます。
カメも、リスも、かけすも、ウサギも、ヘビも、みんな捕まえようとすると逃げてしまいます。
誰も遊んでくれないので、池のそばの石に腰掛けてじっとしていました。

すると、バッタが戻ってきて、草の葉にとまります。
カエルも戻ってきて、草むらにしゃがみます。カメも、リスも・・・みんなもどってきました。
誰も、もう怖がって逃げたりはしません。
シカの赤ちゃんがやってきて、少女のほっぺたをなめます。
「ああ わたしは いま、とっても うれしいの。とびきり うれしいの。」
「なぜって、みんなが みんなが わたしとあそんでくれるんですもの。」
(翻訳作品より転載)

みどころ

ぽかぽかと暖かい日差しの中で、女の子と動物たちとのやりとりを描いています。
描写が細やかで、女の子の心情の変化が読み手にも伝わってきます。
クリーム色を基調とした色使いと柔らかなタッチの挿絵で、とても穏やかな気持ちになります。
うしろでずっと笑顔の太陽が見守っているのも、大事なポイントかもしれません。

この作品は子供だけでなく、大人にもおすすめします。
日常に疲れたとき、ゆっくりとこの絵本を開いてみてください。
(翻訳作品より転載)

ベストレビュー

will

英語の勉強が始まった息子と一緒に、自分も英語に触れていきたいと思うようになりました。苦手意識があるのですが、まずは好きな絵本の英語版なら読みやすいだろうと、いろいろと探しています。
マリー・ホール・エッツの『わたしとあそんで』は娘の誕生祝いにいただいた思い出の絵本。我が家の宝物です。そのお話の英語バージョンということで、読むのが楽しみでした。
英語版も文字は控えめで、優しくて、かわいらしい世界が広がっています。繰り返される「will you play with me」というセリフが耳に残ります。特に春に読むのがおすすめです。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)

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