郵便局に勤めるうさぎのはやきち。ある日、乱暴者とみんなに怖がられているおおかみがぶりの元へ手紙を届けることになって…。
懐かしい本の題名を見つけてしまいました!
この本、絶版だと聞いていましたし、図書館でも見つからなかったので、もう目にすることも、話題に上ることもないのかなぁと思っていました。それが、ナビでお目にかかるとは・・・。嬉しいです!
ずっと昔、学生時代のサークルで、大型しかけ絵本にして公演した作品です。
黒井健さんのふんわりとした絵がとても印象的で、最初は怖いことになっているおおかみのガブリでさえ、可愛らしい感じがします。
「誰かに気にかけて欲しい」「友だちが欲しい」と願うガブリの気持ちが痛いほど伝わってきて、読者も「私も手紙書くよ!」という気持ちになってしまいます。
公演では、1年生から6年生まで一度に読み聞かせましたが、皆静かによく聞いていてくれましし、最後のところでは、「良かった〜」と大喜びでした。
『ふたりはともだち』のがまくんといい、この本のガブリといい、やはりお手紙は嬉しいものです。今の子ども達にも、お手紙を送る喜び、もらう喜びを是非感じて欲しいですね。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳)
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