きょうもおさんぽに出たかまきりのカマーくん。すると、おいしそうないなごに出会いました。 でも、おなかいっぱいだったので、いなごを明日のオヤツに決めました。 「まっててね、ぼくのオヤツちゃん!」けれどいなごは、クモや鳥にねらわれて大ピンチ! 「オヤツちゃんに手をだすな!」と、カマーくんはオヤツちゃんを助けようとたたかいます。 するとカマーくんとオヤツちゃんの間には、いつしか友情がうまれて……。 かまきりといなごのユーモラスな愛情を描いた絵本です!
『とべバッタ』の田島先生の作品とは、また異なった笑いや楽しさのあるストーリーでした。
かまきりのカマーくんがオヤツにしようとしたいなごを翌日までとっておくのです。
が、捕獲せずオヤツちゃん(いなご)を放しておいたので、蜘蛛やひよどりに襲われそうになります。
自分のオヤツを奪われると思い、結局オヤツちゃんを助けることになってしまうのですが、・・・。
友情のため身を挺して、人間にまで立ち向かっていくカマーくんがカッコ良かった。
「なんども こまらせて ゴメンネ」のオヤツちゃんの言葉もけなげで可愛らしい。
彼らの再会のお話を読んでみたいな〜と思いました。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
|